ペット里親募集

ペット里親募集

 

殺処分されるペットを見捨てられますか?

 

救われたワンちゃんの命

 

私の実家にはミックス犬のメスがいます。
とても人懐こくて、家族みんなに可愛がられています。
名前はメアリーと言います。
メアリーは私が10歳の時に我が家にやって来ました。
ガリガリに痩せ人間に対して怯えていました。
前の飼い主に捨てられて、河川敷に放置されていたのを私の兄が拾って来ましたが、我が家には他に猫も飼っており飼育が難しく、とりあえず父が保健所に連絡をしました。
保健所の方は明日連れて来てくださいと言い、私と父で翌日連れて行きました。
職員さんはガリガリのその子を引き取って、とりあえず里親募集をかけてみますが、もし引き取りがなければ一週間で殺処分されると言ったのです。
「殺処分」という強烈な言葉に私も父も息を飲みました。
始めて目の当たりにした生と死をみた瞬間です。
しかし私たち家族も引き取ることができないし、帰りの道中、父と話もできずに帰宅しました。
保健所でのことを、帰って母と兄にも話しました。
兄は両親にどうにかして欲しいと強くお願いしていました。
父も母も黙ったままうつむいていました。
私自身も、あの子の怯えた目…でも訴えかける純粋な目を忘れることができませんでした。
両親はその夜長い話し合いをしているようでした。

その翌日明るい顔をした両親が、私と兄に言いました。
「あの子を家族にしよう!」と。
私も兄も嬉しくてたまらず、両親に感謝しました。
そしてトントン拍子に進み、手続き等は子どもだったので両親が済ませましたが3日後には我が家にやって来ました。
名前のメアリーは兄が付けました。英語の先生と名前だそうです。
その後、動物病院などに連れて行ったり犬小屋や餌を飼ったり忙しかったです。
動物病院の先生曰く、メアリーは2?3歳とのことで、健康状態も悪くありませんでした。
最初は私たち家族にも怯えて、犬小屋の端っこから出てこなかったり遠吠えしたりしていましたが、1ヶ月ほどするとこちらに擦り寄って来てくれるまでになりました。
散歩も朝晩、兄が張り切って連れて行っていました。
今はもう私も兄も社会人になり、実家を出ましたが、メアリーは相変わらず元気です。
実家に帰るとやはりメアリーが喜んでくれ、私も嬉しくなります。
あの時メアリーを引き取れて本当に良かったと思っています。

 

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